僕は中学で陸上部に所属しており、リレーの選手に選ばれてました。僕は走幅跳をしていて県の強化合宿に行った時、先生は県のこの豪華なメンバー全員で一つのチームになろうと言いました。でも、僕にとってチームはリレーのメンバーだけでした。いつも早く練習に来て、いつも手を抜かず、いつも笑い合えたあのメンバーだけが僕の一番の居場所でした。でも、そんな中で、僕は受験という壁を越えられず私立高校に行くことが決まりました。他の3人はたまたま同じくらいの頭で同じ公立に進むことが決まりました。大切な仲間との別れとはこんなにも切ないものなんだと、一人になるのはこんなにも冷たいものなのだと感じました。