本能。
それは自らを守るために数多の時間を掛けて積み重ねられたリフレクターである。
少女にはそれが無かった。
だからあの時、少女は一寸の狂いも無くグリモワールに刻印された魔法を自分の出せる最小限の力で放った。
あの時からユリと少し会話が成立するようになった。
「ねぇユリ、貴方は何時も何を書いているの?」
少女はユリのデスクから頭だけを出してそう訊ねた。
「ああ、これのことかい。前にも行った通りこれはグリモワールだよ。」
「グリモワールって?」
「魔道書の事、魔道書は魔法を使う時に必要な詠唱を書き込んで、 魔法を瞬時に出せる様にしてあるんだ。」
少女は、へぇ、と言って頭を引っ込めた。
その後、ガラシャはまた夢幻の広がりへと旅立って行った。
はぁ......眠い日々がが続いております。
丁度いい睡眠時間が10時間位の語り部です。
する事も無いので今年の二月に諏訪に行った時の話でもしましょう。
あれは-2℃の二月、私は電車に乗りました。
長野県の北信から甲府行きで二時間程電車に揺られます、篠ノ井線ですね。
篠ノ井⇒松本⇒塩尻⇒諏訪って感じですね。
僕は二時間黙々とポケモンやってました。10年越しでパールやってました。
はじめは下諏訪駅で降りました。
下諏訪にあるのは諏訪大社下社の二社です。
はい、春宮と秋宮です。
秋宮は注連縄で有名です。注連縄に誘われて本来の祈祷殿に参拝するのを忘れてしまいました。(注連縄があるのは神楽殿なのです。)
春宮は祈祷殿よりもその裏にある自然がすごかったですね。素晴らしく透き通ったある程度広い沢の中に浮島があって、その島の中にぽつんと祠があります。(最近は仏像も萌えキャラ化します。)
そこから諏訪湖へ向かいました。山の間から富士山が見えました。(/^o^\フッジッサーン)
上社編へ続く......
下諏訪に別れを告げ、その後茅野駅へ向かいました。
上社は前宮と本宮からなります。
茅野駅から前宮まで4キロあります。まぁ運動部には準備運動にもなりません(ドヤァァァァァァァァ)
案内には徒歩一時間とあった移動時間を30分で行き前宮へ着きました。
前宮は諏訪大社の中で最も古いです。諏訪大社の祭神である建御名方神が一番はじめに住まいを構えられた場所らしいです。
前宮の魅力は4本の御柱を間近で見れることです。
(他のところは2本しか見れません。)
因みに綺麗な沢も流れています。(水眼の沢と言った筈です。)
さて、前宮から本宮へ向かう際、ある所によりました。
守矢資料館、旧神長官邸を現在は資料館として解放されています。
(因みに敷地内に入るだけなら何もかかりませんが、資料館の中に入るには100円いります。)
はじめにミシャグチ社という祠に手をあわせて(序に1円玉を置いて)資料館へ入りました。(コミュ障気味なので入るのに十分程度かかりました。)
資料館内には前宮の神事、御頭祭の様子が復元されています。壁一面にかけられた鹿と猪の首、その他諸々。(説明が面倒なので実際に行って自分の目で確かめて見よう!)因みに職員の人がすごく親切な方でとても良かったです。(御柱祭の時にもお邪魔しよう)
上社本宮編へ続く.........
本宮、此処は諏訪大社の集大成と言っても過言ではない程満ち足りた空間です。
まぁラスボスの風貌は知らされないのもまた一興なので説明しません。(決して面倒くさいからではないのです。)
さて、諏訪に行きたくなったでしょうか、しかし、諏訪に行く時には注意することがあります。
はじめに諏訪大社をすべて回ろうとすると総移動距離が軽く30キロ行きます。
そして、それに重ねる様に交通インフラが全然整備されて無いです。電車はなんとかなるのですが、休日だとバスが走っていません。自ずと歩く羽目になります。(まぁ大したことは無いけどね。)
あと、これは人によりますが、諏訪を最大限に堪能したいならば、3・4泊位しないとできません。
僕が行ったところ以外にも、洩矢神社、物部守屋神社、守屋山とか(あっ.........沢山あってめんどくなって来た.........。)
まあとにかく、
諏訪はいいぞ、ほんとに。