2

 不憾症

あなたに返す言葉が見当たらず
機嫌を損ねた夜
私は、巧く寝付けずにいる
どうしているだろうか、と
思えど遠く
気持ちは、磨り硝子越しのように
ぼやけた輪郭でいる
あなたを思う言葉は失ってしまった
輪郭を探す夜半
果たして、巧く根付けずにいる
どうしたものかと
お守りの様に
気持ちは、磨り硝子越しのように
冷たく顔をつける

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。

  • かっこいいです。小学1年生みたいですみません。この気持ち、なんだか大人っぽくも見えますし、淡い青春感がある気がします。と、言うのも私が眠れなくなるのはこのポエムのような感覚に近い気がするんです。
    「お守りの様に」この部分に深く親しみを覚えます。誰かのことを自分を落ち着かせるためにずっとずっと考えているんです。言ってみるとこれこそお守りなんでしょうか。
    長く拙いレス、失礼しました!

  • to.まめちゃん.. ありがとうございますー
    まめちゃんから褒められると嬉しいなあ(笑)
    おまもり、は、おもり、みたいで、色々、愛情を感じます。
    神社のお守りは、大事にできないので、最近買ってませんが、心に何かしらのお守りは持っている事にしてます。