子供とは何か、を定義するならば。
ボクはこう定義する。
子供とは好奇心で常に一定の場所に定まらないモノである、と。
ユリ・ロトウはその様な事を考えながらグリモワールを書いていた。
書いていた、と言ってもその手は一万尺の過去から既に停止していた。
ユリ・ロトウは思考していた。
どちらの仮説が正しいのかと。
あの少女に記憶を取り戻す魔法をかけるべきなのか、かけないべきなのか。
答えは未だに出ない。
はじめに前回の訂正。
前回茅野駅から諏訪大社前宮まで4キロと言いましたが、諏訪大社四社参りのパンフを見たら1.2キロとありました、ごめんなさい。
はい、私です。
と言っても書くことがない。
今の私はすべてが御柱に向いているのでね。
それでは、また明日。
そういえば。
第一章のまとめが数週間前につくられました。
良かったら遊びにおいで。