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もどれない軌跡

あたたかくて優しいから
痛くて、くるしい
微笑みは嘘ではないけれど
決してまっさらな透明でもないこと
わたしは、知らなかった

あなたがくれた星のかけら
ほのかに煌めいて、ぬくもり
大切にこめられた想いを
ぜんぶ 抱えてゆきたかった
たどってきた道には落とした光
これからこぼしてしまうかけらたち

ごめんなさい


(恩師に会って、変わらない真摯さに安心して、とても申しわけなくなった。わたしは先生が願っていたような人間になんて、ちっとも近づけていない)

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