嵐のあとの静けさ。それを切り裂くように広がる赤いそら。 白い雲を焦がしたような。 一度も眠れないほどのさみしさはなんだったのだろう。 夜は深まるばかり。 嵐のあとの静けさ。それを切り裂くようなまっしろのシャツ。 明日を焦がしてしまわぬように。