それはあまりにも欲望にまみれていたし、いつ砕け散ってもおかしくないほどに無防備で、ちゃんと抱きしめておかなければ季節と共に移ろってしまいそうで、きっと愛だ恋だと呼べるようなこころではなかった
だけどそれでも、僕はきみがすきだった
太陽の光を閉じこめたような瞳で、星で溶かした月が零れていくような声で笑う、せかいのようなきみが
ぽろり、泣いてしまいました…
惚れた、なんて一言で云えるようなことではなく、恋をした、なんて大袈裟なものでもなく、「だけどそれでも、僕はきみがすきだった」。素敵だなんて他人が云うのは勝手だけれど、それはそれでずいぶん辛いんですよね…
でもそれをこんな見事にことばにしてくれて、やっぱり人を想う気持ちは素敵です。
シャア専用ボールさん、レスをありがとうございます。はっきりと形にしても曖昧にぼかしてもしっくりこなくて、もう何がなんだかわからないのに、「きみがすき」だということだけはわかってしまうから、苦しいんですよね。
かなしくてやさしくて、恋とは涙のようなものだと思っています。