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サバイバル 1

豪雨がフェリーを殴り叩きつけるように襲う。そして鳴り止むことのない雷。
バアン!
「わあっ」
航海部屋の窓ガラスのすぐ手前に雷が落ち、チョビひげの航海士がひっくり返った。
フェリーは大波に飲まれて体制を大きく崩す。
そのまま海へとしずんでいった・・・。

暖かい日差しを感じてうっすらと青髪の少年は目を開ける。
砂浜だった。運良くどこかの島に流れついたらしい。
「いてて」
少し擦りむいたひじを抑えて立ち上がる。辺りは
波の音以外何も聞こえなかった。




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