マカロニ茹でた塩ふった
台所でもそもそ食べる
少しだけ前髪を切ったんだ
雨がよく降るこの街を知らない君は
あたしの知らない街で今日も眠る
一枚だけ残しておいた写真は
夜行バスの中で消しました
なにしてるの
あたしは
赤いタワーのふもとで
大人のふりして生きていくから
雨の日、一人きりの家のなか、淋しくて、わくわくして、一人前のフリをして、それでも不安で、
今の自分と重ねてしまって、いろいろ考えました。
東京って街は(見たこともないけれど)きっとそんな街ですね。
なんとなく打ったマカロニの文字から、上京したばかりの不安とか高揚感とか置いてくるはずだった思い出とかでいっぱいになっている女の子が生まれました。
大人ではないし子どもにも戻れない。だからフリをしてでも東京で生きていくわという強がりです。
雨が降る街はより一層孤独に感じますね。