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7時42分

3度目で目覚ましを止める
スライドした画面が去年の桜を映す
寝起きの顔に覚えたてのメイクを
街で買った安物のハイヒールは
慣れない足をひりひり痛める
あの町から履いてきた白いスニーカーは
とっくに捨てた。
なんだっていいんだ
この街に染まれば
なんだっていいんだ
忘れてしまえば


【この前書いた、上京という詩の続きです】

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