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熊本地震

揺れる視界、揺れる棚、揺れる家、揺れる町。
熊本市に住む私はベッドで寝っ転がっていました。そのとき、体験したことのない、恐怖以外の何ものでもない、あの地震が襲ってきました。
もちろん熊本は大混乱。自分のことで手一杯の私に飛び込んできた情報、それは祖父宅の崩壊、祖父が生き埋めになっている、ということでした。
何が何なのか、Twitterではデマも回る、電話は繋がらない。心配で心配で仕方がなかったです。
幸い祖父は助け出されたものの、顔の左側に大きい怪我をしました。だけど生きててよかった。元気で良かった。

先ほど祖父の家に行ってきました。潰れた家、粉々になった壁、散乱する瓦。思い出のあの家が、こんな姿になって、涙が溢れてきました。

行所のない怒りと悲しみをだれにぶつければいいのか。だけど全国からの応援のメッセージが心の支えになりました。本当に、本当に応援は嬉しいのです。

地震が完全におさまるまでまだ時間がかかりそうです。みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。

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