朝、学校へ行くためにご飯の準備をして、テレビをつけていつも通り食べ始めた。
テレビからは熊本や大分の震災で水や食料をなかなか得られずに困る人々の話が、悲痛な表情とともに放送されていた。
自然と箸が止まってしまった。
東日本大震災当時、どこの店に行っても食料がほとんど無く、前日までに買ってあったものやなんとか店に残っていた食料のみ食べていたが、今の九州の方々と比べてみたらだいぶしっかり食べることが出来ていた。
あんなに困ってる人がいるのに自分はこんなに食べていていいのだろうか、という感情が自然に湧いてきて、箸が止まってしまったのだ。
私に出来るのは、祈ることと募金に参加することくらいしかないが、できる限り九州の方々を支えてあげたい。
たとえ避難所でひとりでいても、本当は1人じゃない。みんながついている。頑張れって言うより、大丈夫って言ってあげたい。
みんな1人じゃないよ!私達みんながついてる。大丈夫。精一杯支え合おう。