「キタカ、クウガ...」
豪華な部屋、蒼に囲まれる部屋の真ん中には玉座があり、他を圧倒する
「なんなんだ、ここは!」
「クウガ...オマエハナニモワカッテイナイ」
アギトが陽炎を纏う
「クウガ...オマエハワタシトタタカウサダメダ...イマココデ、ケリヲツケル!」
アギトが力を溜め出すと、部屋の温度が変わり、灼熱と化す
「クウガ!キョウデオワラセル!」
「ぐっ...へ...変身!」
ユウスケはすかさずクウガに変身する
アギトがクウガに飛び掛かり、クウガがかわす
「速い!」
言い終わる頃にはユウスケの姿に戻り、ぐったりしていた...
俺に...俺に力があれば...
ユウスケは今際、そんな事を思っていた
戦士、クウガよ
アマダムの声がする
試練は合格だ...力をやろう、今回はサービスだ...
ここで目が覚めた...
ユウスケは起き上がり、構える
「変身!」
クウガは溢れる力を体感する
クウガはアルティメットフォームとなっていた
辺りを見渡し、力を込める
「ハッ!」
獣人が突然発火し、部屋の中は狂乱の渦に巻き込まれる
「クウガ...キサマ...」
アギトは怒りに震えていた
第2ラウンドの火蓋が切って落とされた