そこにある問題に素直に答えることで、何かを失い、誰かを傷つけ、自分の価値観を得た。 そこにある何かを拾うたび、 何かを捨て去り、誰かを失い、自分の生きる意味を得た。 何かが始まり、何かが終わり、また何かが始まる。朝が来て、夜が来て、何事も無かったかのようにまた朝が来る。繰り返される運命に、違和感を感じない今は、まだ何も失わず、まだ誰も傷つけず、まだ何も捨てないで、いられるかな。