ERという海外ドラマがある。15年に渡って放送されてきた、医療ドラマの最高峰だ。救命救急の今を鋭く、ストレートにそしてリアルに切り取ってきたが、その裏にある人間ドラマや登場人物の成長も魅力のひとつだ。
人間ドラマや登場人物の成長。自分がそんなことに直面するなんて、思ってもみなかった。
土曜から風邪を引いてダウンしてしまい、やむなく部活を休むことになってしまった。部長のくせに一番重要なときにダウンするなんて、不覚だ。だけど、残った仲間達は、お互い協力しあいながら今日の部活を進めてくれた。1年前は右も左もわからなかったであろう彼らが、ここまで成長するとは。嬉しかった。
だけどその一方、不安な面もある。やっとの思いで獲得した新入生が、部活に来ない。ちょっと複雑な事情を抱えた彼と、どう向き合うべきか。
前途多難とは、ある意味こういうことを言うのかもしれないと思った。