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どうどう巡り

水玉模様の中、
息ができない
たったひとりのときは
夜明けの薄明かりで
しんと冷えたまま
もう覚めない
どうどう巡りをして
夢もおぼろげな意識におちて
泣けないだけかと問う
泣きたいだけかと問う
私のぬけがらがあったとしても
そのぬけがらを背負って
息をしようとする
簡単に捨てられたら軽いのに
夜更けもしんと閉じたまま
待てども待てども
まっくらくらのどうどう巡り

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