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無題

永遠と疑わなかった
君の声を思い出せなくなって
もうどれくらい経つのかな
夕日に照らされた君の笑顔を
手を伸ばせば与えられた温もりを
忘れていることすら気付けなくて
僕はずっと君を大事にしてると思ってた

ねぇ 叶うなら僕に
もう一度 その手を下さい

永遠を誓った僕に
返ってきた淋しそうな表情の意味が
今になって分かったんだ
夕日に照らされた君の顔は
暖かそうな色をしていたから
そこに埋まった悲しみに気付けなくて
僕はずっと君が喜んだと思ってた

ねぇ 叶うなら僕に
もう一度 誓わせて下さい

今度こそ僕は
僕の為に温もりを求めることはしないよ

今度こそ僕は
僕の為に言葉を重ねることはしないよ

今度こそ それ等は
全て君の為に 君の安らぎの為に

だから

ねぇ 叶うなら僕に
もう一度 傍らを許して

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