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-季節 Ⅱ-

「おはよ。唯ちゃん」
私が住んでいるこの団地の大家さんだ。
優しい雰囲気の婆ちゃんだ。
...せっかくだ。婆ちゃんに聞いてみよう。
「おはようございます。あの...桜尾さんって...?」
「ん?あぁ...巳汐さん?唯ちゃんのお隣さんね?
最近越してきたのよ」
うん。それは知ってる。
「えぇ。そうらしいですね。...どんな方なんですか?」
「どんなって....」
婆ちゃんは少し困った顔をした。
「私もあんまり知らんけどねぇ...。ちょっと不思議な人よね」
やっぱりそうなんだ。不思議 かぁ。
「唯ちゃん?時間、いいのかい?」
あっ!そうだった、桜尾のことで頭が一杯で時間のこと忘れてた。今日は学校がある。
「大家さん、ありがとうございました。では」

「いってらっしゃい」

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