やさしいまなざしで僕を溶かして。
これはいとしさなんかじゃない
さびしい夢で僕を生かして。
愛想なんて底を尽きたの、からからに
しがらみは明日、見えない向こうに
くるしい嘘で僕を眠らせて。
ささくれだったグレーにうもれて
かなしいことは忘れてゆく
それはいいことなんかじゃない
頭に金平糖を詰めて
笑っていたい、僕はいつも
僕はいつも
ああ、うん。溶けてなくなっても、良い。
空っぽのまま、笑うよりも、ずっと。
笑いたいって感じたときに笑いたいです、すかすかの笑みなんかじゃなく、もっとぎゅっと。