0

中学2年生の時

ラジオを聞いてて、ふと思い出した。中学2年生の時、祖父を亡くした。
夏休みのころから様子がおかしくなり、病院に行ったら即入院。末期の肺がんに軽い脳梗塞。余命宣告。祖父はヘビースモーカーだったから、肺がんになったのはある意味自業自得ともいえるかも知れない。僕自身もいつか祖父が肺がんになるんじゃないかと、覚悟はしていた。だけど、いきなり末期なんて……先週まであんなに元気だったのに。やっぱりショックだった。
祖父は認知症だったので、とにかく暴れた。手の付けようがないほど。病院の廊下まで僕を呼ぶ祖父の大声が聞こえてきた。だけどそれはある意味元気な証。一時は退院の可能性もあった。だけど、祖父は誤嚥性肺炎を発症してしまった。食べ物が気管に入って、肺炎を起こしてしまった。そこから祖父はどんどん弱っていった。心電図モニターがつけられ、酸素マスクをつけられ…痛ましくて見てられなかった。
入院から3か月くらいたったある日の朝、僕が起きると全身に鋭い痛みが走った。今までこんなことは1度もなかった。何か悪いことが起きるかも知れない。そう思いながら学校に行った。午後の授業中、先生に言われた。「ソライヌ君、行って」と。僕にはその意味がすぐに分かった。全速力で家に帰り、親と合流して病院に向かった。だけど、間に合わなかった。最期を看取れなかった。前日の夜、習い事に行く前に、一目顔を見たのが最後だった。家族の前では強がってたけど、一人でSOLを聞いていた時、涙が止まらなくなった。

正直、後悔していることはたくさんあります。もっと会いに行けばよかった。もっと優しくすればよかった……だけど、過ぎた日々は戻ってきません。もし身近に病気の人がいたら、しっかり向き合ってあげてください。僕みたいに、後悔してほしくない。長文失礼しました。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。