僕の目に見えている世界は無機質で無意味なものだ。教室でも部活の時も。所詮、誰も僕の声は聴こえない。だから僕は自ら声を発しなくなってしまったのだろう。学校でしゃべる人はいたりするけど本心でしゃべれない。自ら心を開こうとしても開ききれない。むしろ閉じているかもしれない。この世界に僕の居場所なんてあるのだろうか。