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ひと夏の勝負

初めはただのケンカ相手だった、
スポーツが得意でよく日に焼けた肌。太陽のようによく笑うあなた。
笑いながらあたしを追いかけて、逃げて、
二人まとめて先生に怒られた。
そのうちその時間が大好きになった、
窓に寄っかかって話す2人の時間は特別な大切な時間。
ふと気がつくといつの間にかあなたを好きになってた。
なのに保証された時間は終わってしまった。
あたしは分かれ道を外した。
素直になるという事を忘れた。
大人になりきれないままあなたは離れていった。
そうして最後の保証期間も終わった。
伝えることはしないまま。
2度目の分かれ道、私が進むのは右?左?
…どちらでもない、あなたがいる方へ。
今度はもう迷わない。
言わないで後悔するのは言って後悔したほうがいい。
だから決意した、かっこ悪くたって全部言ってやる。
勝負かけてこようと思うから。







あなたが好きです。

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