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無題

ほこりの薫りを
懐いた胸の ときめき

繊細なクリーム
すらりとした秀英体

世界の全てが此処に在ると
信じて疑わなかった あの頃

0.05ミリを そっと摘むだけで
私は全知全能を手に出来た

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  • 世界の全てが此処に在ると
    信じて疑わなかった あの頃

    そういう時期、多分、自分にもありました。

  • 歌時雨 さん

    レスありがとうございます。
    誰もが通る道なのでしょうかね。
    私の場合、それは広辞苑でしたけれど
    その頃、歌時雨さんの世界の全ては
    何処にあったのか、ちらりと気になりました。

  • 広辞苑‼︎なるほど!広辞苑でしたか⁈
    広辞苑をこんなにも詩的に表現した文章を
    他に知りません!本か何かだとは思いましたが。
    流石です!
    因みに僕の場合は銀色夏生さんの詩集ですかね。
    昼も無く夜も無く只管頁を繰っていました。
    あの頃はアレが僕の「世界の全て」でしたね!

  • 歌時雨 さん

    そう、広辞苑なのです笑
    いつの間にか引けるようになってから
    1番の愛読書は広辞苑だったりします。

    歌時雨さんにとっては銀色夏生さんなのですね。
    銀色夏生さんは中学生の頃に出会って
    自分とは全く違う言葉の色味に
    衝撃を受けた覚えがあります。