知り合いに会った。とても優しい人で、私は何に対してかわからないけど別れたあと泣きそうになりながら駅へ走った。けどこの頃体力無さすぎてすぐに歩く。最近花を見ちゃう。実物の、普通に咲いてる花。こんなことなかったのになあ。花を見るとき、言葉が全部遠ざかる。どんなに素敵な、好きな歌さえ。言葉で自分を守ってあげる必要がないからだと気づいた。それほどに四六時中、言葉で心を固めているんだ。きっと多くの人がそうだろうなあ。そうしないとやるべき事こなせないもんなあ。でも好きな歌が遠ざかるのはちょっと悲しいから、もうちょっと、曲の歌詞よりメロディーとか響きだけに聞き入りたいな。そしたら少し、なんか変わる気がする。