天使が舞い降りた。
「大好きです」
悪魔が囁いた。
「消えてしまえ」
貴方は言った。
「ありがとう」
僕は言った。
「さようなら」
天使が囁いた。
「どうして?」
悪魔が舞い降りた。
「何故なんだい?」
貴方は 僕は言った。
「もういいんだよ」
ありがとう。
大好きだよ。
さようなら。
天使と悪魔、貴方と僕、噛み合わないようでいて、でもバラバラじゃない、いろんな囁きがこだましていて、恋愛には疎いのだけれど、こう云うものなのかなぁ、なんて。ひとり納得してしまいました。
好きです、こう云うの。自分では書けないのでなおさら憧れてしまいます…