重い「怒り」を 広い海に投げ捨てたら 孤独な砦から 透明な水面を滑り落つ それに映えるは鮮やかな 餌に群がる餌の大群 見下す孤独はささやかな 濁った「憂」越の海に浸る 目指した先は桃源郷 地図を「亡」くしてさまよいゆく 「華」に囲まれ動かぬ孤独は 「水槽」に浮かぶ