魚の鱗が ひらひらと、 僕のもとに舞いおりる。 ガラス瓶の 中、 炭酸が抜けていく。 手のひらに刺さる。 甘い。 どうしようもなく、どうしようもなく。 泳いでいく、 きらきらの夜へ。 僕はくらげだった。 理詰めの瓶を、 放り投げた 君の 横顔、 何よりも好きだった。 僕を見つめる君の目が、 水面を反射して、 揺れていた。
思わずため息がこぼれました。切なくてやさしくて、いとしさがじんと伝わってきて。夢和さんのことばはきらきらしていて、やわらかな気持ちになります。
ありがとうございます!
とっても嬉しいです