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ひとつ、空の下で

誰かが落とした雨粒が笑った
世界はもっと広いぞって

君にあげるはずだった飴玉を
そっとポケットの奥、仕舞い込んで
傷ついたけど傷つかないフリ
いつの間にか血だらけ

やっと言葉になった思いは
ずぶ濡れで重たくて
もう届かない

大丈夫って唱えるように
頬をつたったいつかの泪を

今日も隠して
明日も生きてく

  • あなたの明日が晴れますように。
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