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実験的即興詩。

肘から小指に、雫が一つ
伝って湯船に落ちたから、
ここは神様の箱庭の映し絵だね。

湯けむりの汗をかいたグラスの、傍らにそっと
手垢のしみた文庫本を
古びた蛍光灯が照らして
重たい瞼を
押さえて、
泣きたかった。
ため息、ひとつ。

おやすみを云うのは
ぼくじゃなくて、
きみでもないのかな、
だれかの声を
聴いた
気が

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  • 誰かを愛してる言葉だよね。兄さんの言葉って。
    だからきっと、切なさとか苦しさとか、そういう感情が描かれるのかな…。

  • 夏だから、グラスも汗っかき
    暑いから、ついついせっかち
    ゆるゆる、だらり
    とろけたのは、リキュールのかかったアイス
    お腹を出して、風邪ひいても知らないからね
    扇風機の羽音

  • ゆっくん、あっくん、レスありがとう。

    ゆっくん≫う〜ん。誰のことだ(笑)心当たりは…ありません←
    感情は、殺さないように生きていきたいな。


    あっくん≫すみっこで、そっと冷やしたグラス。
    クーラー嫌いな扇風機、寝苦しいアマガエル。
    また会おう、あの夏の日。おやすみ、