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幻想仮面倭伝 古墳編 エピソード8

宝石のような眼を持つ、陰気な雰囲気を放つタケルと瓜二つの青年がそこに立っていた
「我が友よ...貴方の願いも...これで...これで私と一緒に...」
「供界...ボクは実体を得られた...感謝するよ...」
青年はタケルの方を向いて
「君がこの体の提供者か...」
「お前は...何者だ...?」
「ボクに、決まった名前はない...前は、運命の戦争...とか呼ばれてたっけな...まぁ昔の話だ...それよりも、同じ人間はこの世に2人も要らないんだ...」
何か、寒気を感じる
「だからここで...死 ん で く れ な い か」
寒気は更に増す
この宝石のような瞳を見ていると、どこか違うところに連れていかれる...そんな錯覚さえ覚える
常時静かな口調なのも、恐ろしさを更に際立てる
「確か、こうするんだっけ?」
青年にベルトが装着される
そこには、見たこともないカードデッキが填まっていた
「黒龍...はっ!」
タケルもとっさに構える
青年に黒い影が重なり、漆黒の龍騎士 リュウガとなった
「へ...変身!」
タケルもライアとなる
それでもタケルは、恐怖で体が麻痺していた...

「黒龍か...面白いのが出てきたな」
貴族のような風貌の青年が眺めていた
その手には、蛇のエンブレムが象られたカードデッキが握られていた...

  • 王蛇、例えるならミッチみたいな感じの青年
  • ゲスト出演:○○○○○○
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