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夏休み

 お父さんとお母さんがけんかしてわたしは夏休みにおばあちゃんの家に行くことになりました。
 おばあちゃんの家はエアコンはないけど川が近くてすずしいです。
 おばあちゃんの家は五十年前に建てられた家でたたみです。
 おばあちゃんの家で朝、目をさますと体に赤いぶつぶつができていたのでお父さんと皮ふ科に行きました。
 お医者さんはダニさされだと言いました。
 お医者さんからもらった薬をぬったけど治りませんでした。
 夏休みが終わるころお父さんがむかえにきたのですがお父さんはわたしを見てもう少しおばあちゃんの家にいなさいと言いました。
 どうしてとわたしがきくとお父さんは、お母さんは虫がきらいだからと言いました。
 わたしは虫になっていました。
 お父さんはおばあちゃんに、この子は虫みたいだけど孫だから殺虫剤をかけないでねと言って帰りました。
 おばあちゃんはわすれっぽいです。
 その夜ばんごはんを食べていたらおばあちゃんがわたしに殺虫剤をシューとかけました。
 わたしは霊になりました。
 だからわたしはずっと夏休みです。
 

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