化粧を開始する年齢が年々下がり、プチブランドでありながら有名ブランドをしのぐような豊富なカラーバリエーションなんてのも当たり前の世の中、マニキュア人口も増えた。
昭和二十年生まれのわたしには(昭和で言われても若い人にはわからんか)、役所の職員などが派手なマニキュアをほどこしているのはさすがにいかがなものかと思ってしまうのだが、若い男性もやはり、TPOをわきまえない奇抜なマニキュアなどは好まないようだ。
まあしかし、つまらぬ事務仕事やつまらぬ男性とのデートをこなさなくてはならぬことを考慮すれば、きれいな爪をながめることに慰めを得ようとするのもわからなくはない。
最近は、ネイルサロンとかいう所でやってもらうのだろうが、キャラクターのマニキュアなどもあるようで驚いた覚えがある。
仕事の合間、キャラクターに愚痴などをきいてもらうのだろうか。
「あなたがそのキャラクターなのよ」