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真珠

飾られた貝殻のピアス
小瓶の砂浜
薄目を開けて、いつも
冷えた床に落ちる足
サンダルは並べる
薄目を開けて、いつも、君は、
秒針のわずらわしさ
麦わら帽子のにおい
何度目かの「誕生日いつ?」
薄目を開けて、いつも、君は、
花を咲かせるように


きっとわたしじゃない

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