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明けていく空と壁

眠れなくて 寝返りして
逃走した先のカーテンから
白い朝がやってきた

この壁は白い 僕の目は黒い
温かい珈琲 さめたい霧
寂しくて 淋しくて
1人が独りぼっちになったんだ
閉塞するような呼吸を
貴方の言葉が毛布のようで

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  • 最近、夜中に起こされて(耳許で羽音が…)、そのまま冴えてしまうことがよくあって、し〜んと静かな家の中で、たまに冷蔵庫の音が聞こえたりして、季節外れの布団を抱いてみて、ベッドの柵に足がかかるようにまた寝返りをうって。

    かけ違えるように、ぱたりぱたりと韻を踏む第二連がとても素敵。
    泪、と同じように「淋しい」って字が好きでいつも使っていたけれど、「寂しい」も改めて見るといいなぁ。

  • ☆シャアくん!
    レス、またまたありがとう!羽音…気になります!なにがあったの?笑
    『こだわり』は寝方にも言葉にもありますよね。私も斜めに寝てるんです。右肩にかたよれるように布団をいい感じにします。
    「淋しい」という感じはとっても素敵ですよね。「寂しい」となんとなくだけどニュアンスが違うような気がするよね。

    私は結構、考えながら使います。どちらも素敵だから言葉っていいなぁ。