きみが二度と年をとらないことを 綺麗なことだと思ってしまうぼくは 恋人失格なんだろう 「わたしが幸せなとき、あなたは幸せそうな顔をするね」 「けれどわたしが不幸せなときは、不幸せにならないでね」 「きっとずっと楽しく居てね」 「わたしがいなくなっても笑っていてね」 そんな都合のいい話があるかよ、ってぼくは泣く 控えめに言って天使なその寝顔に 思わず笑いかけながら