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幻想仮面倭伝 古墳編 エピソード9

同時刻、神崎士郎も嫌な予感を感じていた
そこにはいない何か...
嵐の前触れだと、超越者としての直感が彼に告げた...

満身創痍...
すでにその言葉そのものだった
静かな殺気は抵抗する意思を削ぎ落とす
そして何よりも強すぎる...
「あれ?もう終わり?」
こいつには...勝てない...
STRIKE VENT
黒龍の咆哮が響き渡ると同時に黒炎が放たれる
タケルは死を覚悟する他なかった...

「ふっ...こいつもここまでか...」
青年が呟く
だが...
「ん?これは...なんだ...」
突如、彼の持つアドベントのカードが光を放ち始めた...

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