指さした星の名前 繋いで ほら見て 結んだ黒髪の揺れる夏 秘密基地は雨風にさらされて 古ぼけたプールはもう無くて 日焼けのあとを いまさら うらやましいとつぶやいてみたり 廻り流れる季節は また風にのって 舞台はまわる 止められない力で まわってゆく そんな悲喜劇の一部が きっとぼくらだ そんな悲喜劇が思い出になって そしていつか 永遠になる