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夢から冷めて

好きか嫌いかわからなくなった
そのくらい私の一部になった
眠ったふりをしていた
腫れぼったい一重まぶたに
そっと柔らかな愛を落として
部屋を出て行く
足音が速くなる
もう君はきっと帰ってこない
優しいから最後の最後に
愛を落としていく
ずるいよ、そんなの。

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