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曇天の星空

伸びた影をそっと抱きしめた。何度も追いかけて、わざと追いつかないで、何度も何度も怒らせた。いろんなあなたが見たかった。
大人になったフリをして、何度もあなたを困らせた。本当はあなたのことしか見えていなくて、大人なあなたに追いつきたかっただけなのに、気づけばいつも泣かせてた。
今なら全てわかるのに。あなたを遊ぶフリをして、本当はボクが遊ばれて。やっと進める戻るボクのそばに、君の姿はもういない。

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