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登山あれこれ 29

久しぶりの登山あれこれです。今日は昨日登った南アルプスの甲斐駒ケ岳の感想を書きたいと思います。
甲斐駒ケ岳はとても人気の高い山で、日本を代表する名峰とも呼ばれることがあるほどの名山です。バスの関係で6時間で登って下山しなければならないというプレッシャーの中、スタートしました。最初は樹林帯の急登を登ります。ひたすら登り続けますが、ここはまだ序の口。やがて双児山という約2600のピークに立ちます。山頂は約2900なのであと300メートル登ればいいだけ!?って思います。そしてまたガッツリ登らされます。足元には岩が出てきて森林限界を超えてきました。後ろには仙丈ヶ岳が美しくそびえています。ここを登り終えると駒津峰につきます。標高は約2700メートル。あと200メートルだ!!!って思います。しかしその後思った以上に下ります。せっかく登ったのに下り坂で嫌になりますが、もちろん再び登りになります。分岐点が見えてくると直登か巻道かの選択をします。直登は岩登りのコース。僕は迷わず直登を選びました。その結果、予想以上に本格的な岩登りをすることになりましたが、とても楽しかったです。山頂についたときは感動しました。景色も壮大ですが、なんと高山にすむ雷鳥に出会いました!僕は雷鳥がいそうな山に3,4回ほど登ったことがありますが見たことはありません。甲斐駒で初めて見ることが出来て嬉しかったです。山頂ではパンとアメリカから持ち帰ったキャンディを食べてすぐ下山しました。実は今まで休憩は一回につき3分以上とっていません。13:30のバスが全てなのでそれに間に合わなければなりません。下山は巻道で下りました。そこから双児山までの道はあまり覚えてません。今思えば危ない事ですが登りで疲れて体力が落ちていました。何回か転びそうになり、元気を出すために駒津峰でPerfumeのDream Fighterを聴いたのは覚えてます。それも曲の途中で止めてすぐ歩きました。双児山から道で出会った方と同じペースで会話をしながら下りました。するといつの間にか不安は消え去り、快調に歩くことができていました。最後までその方とお話させてもらいました。おかげでバスには間に合い、無事に下山する事が出来ました。
今回の登山では反省点も幾つかありますが、甲斐駒ケ岳の魅力を思う存分体感しました。今度来る時は時間に余裕を持ちたいですね笑

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