初めての気持ちはいつもそう
入り交じった不安の苦さ
つねった頰っぺた
体温がじわりとにじむ紅色
夢じゃないとわかっても
ここにいるとは思えない
全て潜めちゃう夢だって
君の胸はいつもあたたかい
僕を愛する明日だって
冷たい床に転がってる
からからの星空は藍色
単純だって思っても
忍び込んだ慕情を散りばめて
昨日君の言っていた予言も
きっと灰色
沈んでいく眠りは
どこにも浮かぶあてがない
ずぶ濡れの宵から覗く瞳を
「あいしてる」に変えられるなら
どんな魔法でも使えるね