例えば、淋しい夜があったとして そこにたくさんの星々を散りばめたら、 君は笑ってくれるだろうか 真っ白な絵の具を そのまま絞ったみたいな夏の雲を 千切って綿菓子の様に口の中で溶かしたら、 暑さを少し忘れたアスファルトが 夏休みの半分を蒸発させた もう直ぐ夕焼けに染まりそうな町と 何故か愛しい日焼けの跡だけを残して