かき氷のシロップみたいな青が広がる空は ぼやけていたわたしのせかいを壊そうとする 一直線にその青がわたしのせかいを突き抜けて ガラスが割れたように粉々にするの 道端に散らばったそのガラスを避けるように 沢山の人が道に溢れ出す その欠片が刺さらないように わたしのせかいが広がらないように わたしのせかいが消えたら わたしには何が残るのだろう わたしには何があるのだろう