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カネさんと、わたしと、コロの話。

わたしが生まれるまで、両親の間にはなかなか子供ができなかったそうで。母方のひいおばあちゃん、カネさんがずっと心配していました。
1997年の6月、カネさんが亡くなると同時に、彼女が育てていた榊の木が突然全て枯れました。親戚は皆「カネさんが天国に行くのに榊の葉っぱを持って行ったんだ」と噂をしたのだとか。
しばらくして母が妊娠。さらに従姉妹が生まれたばかりの子犬を引き取ってきました。「コロ」と名付けられた子犬はカネさんに似ていたらしく、生まれ変わりと呼ばれていました。
そして1996年の6月、カネさんの命日近くにわたしが生まれました。わたしは「カネさんが天国から送り出してくれた子供」と言われていたらしいです。
子犬のコロは祖父母の家で飼われていたのですが、わたしが初めて一人で祖父母の家に泊まった夜に息を引き取りました。もしかしたらコロは本当にカネさんの生まれ変わりで、わたしのことを見守ってくれていたのかもしれません。
そんなちょっと不思議なお話。

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