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生まれるまでの物語

父から聞いた話です。僕には兄貴と弟がいます。自分が生まれる前の兄貴が生まれる前の話です。兄貴は逆子でした。産む時に、母子のどちらか又はどちらも死んでしまう可能性がありました。そのことを告げられた母は仕事中の父に電話しました。泣いていたそうです。でも泣きながら言ったのが、「3人しか産めないんだって。」という一言。逆子を産むには帝王切開をしなければならなくて、帝王切開をすると、産める人数が制限されるそうで、死ぬとかよりもそっちの方に涙してたらしいのです。何人も子供産むつもりだった自慢の肝っ玉母ちゃんの次男に生まれました。弟もいてきっちり3人産みました。最高の母ちゃんです。

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