あぁ ひとり 消えた
あんなに笑いあったの いつだっけ
授業はいつも
君の背の向こうで展開してたのに
そんなにも簡単に消えてしまうんだね
ヴァーチャルな繋がりでしかなくなったせいかな
君の心に影が差し
僕の心は目を閉じた
変色してしまった華を見ていられなくて
半歩だけ そう 半歩だけなんだ
下がったのは
そんなつもりでいた
過ちだったね
途端に君は姿を消してしまった
高い 高いブロック塀で
君は僕を遮断したんだ
今となっては
もう あの日の君を思い出せない
まだ綺麗な色を残していた 君を
悲しくて 憎しみすら抱きそうだよ
どうしてこうなってしまったんだろうか