……とその前に、
彼氏さんを設定したいと思います。
京都生まれ京都育ち
文学部国文学科所属
物腰の柔らかい年上の優男
イケメンではないけど、微笑むと最高に可愛い
大学のサークルの先輩(?)
とまぁこんな感じで。
私がまだ高校生だってことはおいときましょう←
あ、場所は京都です。
夕方に、お互いになんとなく散歩してる中で偶然行きあって、そこから2人で鴨川に向かいます。
そこで鴨川等間隔の法則(笑)の一部になって、お互いに何も話さないまま川を見つめてます。
そこで先輩が話し出すんです。
この時点では2人ともまだ川を見つめてます。
『』…先輩 「」…私
『中瀬ちゃん今彼氏いるんだっけ?』
「うーん……じゃあ、いないことにしときます」
『なにそれ。じゃあ好きな人は?』
「いたらいいですねー、高校時代の失恋を未だに引きずってるもんで。」
『ってことは、彼氏いないんだ。へぇ……
……で、中瀬ちゃんが引きずるような相手はどんな人なの?』
「言ったら割とガチ目に引かれそうなので秘密です。」
『そっかー、じゃあ、話したくなったら話してよ。話すとすっきりするでしょ?
……中瀬ちゃんが引きずらなくなるまで……それまではおれに隣にいさせてほしいな。』
「え?」
ここで、お互いが顔を見合わせるんです。
「それ……どういう意味ですか?」
『中瀬ちゃんの新しい恋の相手になりたい。』
「…………」
私は無言で頷いて、先輩は微笑みながら頭をくしゃくしゃってするんです。
で、今度は手をつないで散歩を続ける……みたいな!