私を壊す時には
どうぞ紐をお使いにならないで
貴方の掌を その時まで感じていたいの
私を壊す時には
どうぞ背側をお刺しになって
貴方の抱擁を真正面から受け止めたいの
私を壊す時には
どうぞ経口薬はお使いにならないで
貴方の口付けを最期に戴きたいの
私を彼方へ追い遣る苦痛は
きっと多幸感と紙一重
貴方が それを下さるならば
なんて色香の漂う繊細で熱のこもった詩なんだろう。・゜゜
苑上もしくは苑。さんの紡がれるポエムに、いつも忘れかけた胸の熱を灯してもらっています。
愛するが故の狂気や破滅は、きっと幸せと紙一重の場所に存在しているものだろうなと感じます。
smile貴ちゃん さん
レスありがとうございます。
共感して下さったようで嬉しいです。
狂気も破滅も、それが負か正かは
結局のところ相手によるのだろうと思います。