学校が始まった。
周りの人はあまり変わっていなかった。
1年前の9月後半 学校にあまり行かないようになった。
周りの人が変わりすぎていた。
大人が自分の意思だけで生徒を動かしていた。
過去のことも思い出した。
息苦しくて怖くて生きづらかった。
斜め後ろの席の人が学校を辞めた。
隣の隣の席の人は もうすぐ学校を辞めるつもりらしい。
宿題が終わっていなくて出せなかった時
「明日出すのを待ってるよ〜」
軽い感じで言っていた。
1年前のあの場所とは違うはずなのに
周りの人も環境も違うはずなのに
なんだか学校に行くのが少し苦しく感じた。
進路に向けて卒業したいはずなのに
少しだけ学校に行くことが怖くなった。
だけどもうやめられない。
自分の嫌いがたくさん出てきた。
好きを呼んだけど探したけど1つしか出てこなかった。
深呼吸、してみな。大丈夫だから。