0

無題

その掌から

何度私が零れ落ちたって
何度私を掴み損ねたって

それは 私の所為じゃあないのよ

その完璧な微笑みの
その柔らかな物腰の

その奥で貴方が 私を望んでいないのよ

貴方は私の白馬の王子様にはなれない

だけどね それは
決して私の所為じゃあないのよ

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。